| 2010/05 |
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| 第56期の期末を迎えて |
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天候不順で野菜価格が極端な高騰を起こしています。「希少」として扱われたためです。当社商品も、「ONE to ONE」の希少価値のある商品が非常に多いです。しかしながら小売業の異常なまでの価格戦争に世論が流され、当社商品の希少価値は、野菜のように簡単には認めていただけないのが現状であります。売れる商品というのは、求められる商品であります。もっとお客様の目線に立った上で、お客様の要望する真意に当社の付加価値を合致させ、認めていただけるよう、そして本当に心から喜んでいただける商品の提供に努める必要があります。 六月に第五六期の決算を迎える当社でありますが、今期も残すところニヶ月となりました。当社の属する業界では三月が最繁忙期と位置づけられ、受注物件数も通常月のニ倍を超えますが、その最繁忙期も今年は例年とは様相が違っていました。陽画焼き付け業務は昨年十月をもって終了し、PPCへ移行したことにより、原価高騰による収支の圧迫はあったものの、生産効率は大きく上げることができました。またこれまで大量にご発注いただいていた金文字製本は大幅に減少し、電子データ化されるなど、流通の変化を大いに感じた三月でありました。このように時代に合わせた設備投資と業務シフトの甲斐があり、無事に最繁忙期を向かえ、そして終えることができました。来年、再来年、そしてその先を見据えた業態のシフトは不可欠であり、より一層加速させる必要性を強く感じています。 業態のシフトには設備も重要でありますが、それ以上にやはり「ひと」の資質が重要であると考えます。一人ひとりがより良い商品を作ろうとする中で、その中からより利益を生み出そうとする努力の積み重ねが、やがては自分に返ってきます。努力は正直なものであり裏切ることはありません。また努力を真剣に重ねることで知恵が出てくるものであります。 積極的な取り組みが、新しい人材の採用や設備の導入に繋がります。またそれらを有効に機能させ、更なる利益に繋げることで、所得の安定増加という生活を潤すことにも繋がっていくのであります。そのことをしっかりと念頭に置き、たゆまぬ努力と工夫を重ね、先ずは残りニヶ月となった今期を、全員が盛り立て役となれるよう行動していただきたいです。 DPC事業部 部長 井上 達也 |