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第56期 経営基本方針発表



第55期を振り返って

 社長交代で臨んだ第55期は、「意識のフルモデルチェンジ」をスローガンとして、嵐舞う天候での船出とその状態を表し、正に苦境でのスタートでありました。世間では、まさに大嵐とでも言うべき、百年に一度のとまで言われる経済大不況に見舞われ、当社運営舵取りを任された私にとって、なんともいきなり試練が訪れた思いでありました。もともと不景気は遅れてやってくる傾向がある当社業務においても、この百年に一度の不況ばかりは当然の様に影響を受ける結果となりました。
 ただしこのような状況下でありながら、ほぼ計画どおり推移した営業マンや、与えられた業務に対して、精一杯の努力で応えてくれた社員が居る事に、私は誇りに思うと同時に、減収ながら増益であった事に、ぎりぎりの結果として社員の皆さんの努力に感謝すると同時に、一年間お世話になりました全てのお客様に、心から感謝申し上げます。



第56期 経営基本方針
 テーマ 「前にしっかり踏み出すために、今考える時、動く時」

 未曾有の不景気の最中とされている今、我々企業人がしないといけないことは、コスト意識を持つ事であるとか、節約に努める事、無駄を省く事など、いわゆる危機感を持つ事は当然大切な事ではあるが、もっと実は大切な事は、「この雰囲気に負けない強い気持ちを持つ事」であると強く思う。マスコミが書く経済状況、経済指標は、勿論状況として把握する事は大切なのであるが、それを見聞きし、この世情では仕方が無いと、うな垂れるのではなく、売り上げ低迷の打開策へと読み替える能力がとても必要な事なのであります。
 前期の売上前年割れは、正にうな垂れ、意気消沈しかかった結果であるといっても過言ではない。前年を割り込んでしまい、後ろずさりした訳なので、逆に申し上げるのであれば、大きく前に踏み出す事が容易くなっているとも取れるわけである。いや、そう捉えていただきたい。
 我々の業務環境を眺めてみた時、今までは、デジタル化によって考えられていた、紙の消滅による当社業務の減少の危惧であったり、不況によって、顧客の内作化による当社発注業務軽減の危惧であったり、確かにそういったマイナスイメージを絶つ事が出来ない時期が続いています。しかし、今我々の周りの状況は変わりつつあると私は認識しています。
 例えばそれは、オンデマンド市場は、更に社会認知が深まり、低価格短納期の動きは、間違いなく世の中に多くの潜在需要があるとされています。勿論、オンデマンドは、プリントの世界だけではなく、当社で言うCGもその意識で対応するべき物であると考えます。又、言い古された感の強いデジタル化と言う時代は、過ぎ去った訳ではなく、今やデジタル化、データベース化の量産期と捕らえる事が出来ます。正に我々の登場する場面であります。そして、そう思いを推進することこそ「強い気持ちを持つ事」で有ると思うのです。
 勿論、精神論だけでこれら物事全てが解決していく訳では有りません。営業・業務各部門に対しての基本計画を策定し、やりにくいからやってみる。他ができないから創ってみる。売れにくいからこそチャレンジしてみる、という精神で、大きく前に踏み出す56期、しっかり考え実行していきたいと思います。

 1 価格戦略をしっかり整える
 
価格戦略は、明らかに企業発展のための一つの大きな戦略であります。低価格化というのは正しい表現ではなく、いまや、適正価格としてこれを追随する能力を兼ね備えてなければ生き残ることはできません。この事については当期強く追及してまいります。

2 ウェブ事業を大きく推進させる
 
我々は、一昨年ウェブ事業の年間1千万円という大きな目的を果たしました。これは大変大きな成果でありました。いまや、売れないものが無いとまで言われる市場。ここでどう工夫をして売るかという事が、一般市場での売り方にもつながる知恵だということを強く認識をして今期初めて先任者を置き推進いたします。

3 高品質商品提供の為の新設備導入
 今期よりよい商品サービスを提供できる体制を整えたいと考えます。別項に述べる新規事業模索にあっても、機種の検討から新規事業へ発展展開する事も充分考えられるものであり、現場のマシーンを扱う人からの意見もよく勘案をして推し進めたいと考えています。

4 新規事業へ礎を作り出す 
  やはり企業が大きく飛躍するためには、毎年唱えている新しい事業の創出は不可欠であります。この事について私社長自らが先頭に立ち、主として営業課員と共に、今後展開とつながる礎を創り上げる活動をしてまいります。

5 教育こそ企業発展の早道
 
企業は人の出来不出来で決まるといって過言ではありません。当社の社員諸君の仕事に取り組む姿勢に磨きをかける為、教育研修計画を策定し、管理職者はより経営的視点になるために、一般社員は更なる技術アップ営業力アップを目指すための教育施策に取り組みたいと考えています。

6 外注化整備
 
データベース化量産化期と認識できる今、ドキュメント整備に関る能力の蓄積を如何なく発揮すると同時に、大量安価なる処理体制にて、あらゆるお客様に喜ばれるウエルオンを目指すために、部門を越えて個別外注作業者の確保に力を注ぎ、他を追随させない処理体制の確保をめざします。


以上の項目を重点的に、ウエルオン発展の為に努力してまいりたいと思います。ウエルオンニュースをご愛読いただきます皆様方には、第56期も変わらず、ご指導ご鞭撻賜りますよう心からお願い申し上げます。


株式会社ウエルオン 代表取締役社長 井上洋介

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